ロケ地まち案内
-東映大泉作品ロケ地検証紹介サイト-

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横浜新道今井IC付近 神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町

『特別機動捜査隊』第650話「二億円の謎」より

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前方の円形の建物は「トラベルロッヂ」と読めます。
環状2号線の建設にともないその敷地は消滅しています。

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「モテルインペリアル」と読めます。
現在は「ホテルGOLF保土ヶ谷」となっています。

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「ヴィラプリンス」と読めます。
現在は「HOTEL W-MULIA」となっています。

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この惚れ惚れするようなシルエット!
これぞ昭和のモーテル!

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「HOTEL シャトー横浜」と読めます。
前述の「トラベルロッヂ」同様、環状2号線の建設にともないその敷地は消滅しています。

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右下に碇のマークが見えますが、このモーテルのロゴマークでしょうか?

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1970年代と現代の感性の違いというものがよくわかります。


『ザ・ボディガード』第5話「喪服の女に手を出すな」より

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伝説のモーテル、「モテル京浜」の1974年当時の貴重な映像です。

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「ニュー京浜」と名前は変わっていますが、遠方からでも一目でわかる巨大な看板は健在です。


ここは、横浜新道「今井IC」(当時は「国際ゴルフ橋IC」)周辺一帯のラブホテル街です。

日本式モーテルの歴史は1968年の「モテル京浜」(現「ニュー京浜」)に始まりました。
いわばラブホテル発祥の地がこの今井IC周辺になります。

一般にラブホテルに関する映像資料は非常に乏しく、またその移り変わりも激しいため、これらの作品に映る当時の映像は極めて貴重なものであるといえましょう。

今回取り上げた2作品には、以下の5つのモーテルを確認することができます。
「トラベルロッヂ」
「インペリアル」
「ヴィラプリンス」
「シャトー横浜」
「モテル京浜」

1978年の航空写真でその位置を確認してみようと思います。

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一際目立つ円形の建物が「トラベルロッヂ」、その左下が「インペリアル」です。
横浜新道に架かる国際ゴルフ橋を渡った先にある巨大な西洋城が「ヴィラプリンス」、その右下にある小さな城が「シャトー横浜」だと思われます。

国際ゴルフ橋を挟んだ向かいには「モテル京浜」があります。
『ザ・ボディガード』劇中ではそのガレージ内部の詳細にまでわたって撮影されており非常に貴重な映像資料となっています。

劇中には登場しませんが、空中写真からは「モテル京浜」の向かいにもコテージ型のモーテルが確認できます。
おそらくは日本城をモチーフにした「天守閣」というモーテルだと思われます。

このような東洋も西洋も少しの矛盾も無く混在する非日常的な空間こそが、昭和の日本が誇るモーテル文化の光景であり魅力といえましょう。

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2017年現在、「ヴィラプリンス」であった場所は「W-MULIA」となっており、その隣には同系列の「W-CUTE」が建っています。
数年前まではこの「W-CUTE」は「トラベルロッジ」というホテルでした。
もしかすると、環状2号線の建設にともない消滅した旧「トラベルロッヂ」が移転した姿だったのではないでしょうか。
(あくまでも劇中の円形の建物が「トラベルロッヂ」であることを前提とした仮説です)

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(左)日本式モーテルのさきがけ。当時は空室待ちの車が列を作って並んでいたという。
(右)オーラが違う。老舗の堂々たる風格。

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横浜新道、国際ゴルフ橋、そしてラブホ群の位置関係がよくわかるパノラマビュー。

(撮影日:2017年5月4日)

【参考文献】
『ラブホテル進化論』 金益見 文春新書
『性愛空間の文化史 -「連れ込み宿」から「ラブホ」まで-』 金益見 ミネルヴァ書房

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『特別機動捜査隊』オープニング(1971年)ロケ地

『特別機動捜査隊』オープニング(1971年)より

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新幹線と併走する姿が印象的な1971年以降のオープニングです。

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有楽町駅南側を走る東京高速道路(KK線)です。
2016年3月31日オープンの「東急プラザ銀座」屋上テラスより撮影。
非常に惜しいのですが、同アングルの撮影は不可能でした。

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赤坂見附交差点付近を皇居方面に向かって走行しています。
高架は首都高速4号新宿線です。

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上記とほぼ同じ場所を今度は赤坂方面に向かって走行しています。

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道路照明灯は新しいものになっています。
劇中映像の画面奥の建物は鹿島旧本社ビルです。

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赤坂見附交差点をオーバーパスする青山通りです。
赤坂方面へ向かって走行しています。

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国会正門前道路を三宅坂方面へと走行しています。
劇中映像からは、まだ霞ヶ関ビルディングと中央合同庁舎第4号館しか存在していないことがわかります。

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そのまま画面は右へパンし、国会図書館へと向かっていきます。

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国会図書館付近の青山通りを赤坂見附方面へと走行しています。
首都高速4号新宿線の橋脚が印象的です。

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青山通りから外堀通りへと向かうスロープを走行していきます。

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「東急プラザ赤坂」前の歩道橋をくぐり新橋方面へと向かいます。

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「東急プラザ赤坂」のオープンは1969年。
その外観に殆ど変わりはありません。

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三宅坂から麹町消防署永田町出張所前を通過し国会正門前へと向かいます。

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ラストは桜田門から国会議事堂へと向かいます。

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締めは国会議事堂のアップです。


15年の長きにわたって放送された『特別機動捜査隊』は数回にわたりオープニングテーマ及び映像が刷新されています。
今回は第479話「浅草の唄」より刷新された1971年以降のオープニングをご紹介いたします。

冒頭シーンのみ有楽町で撮影されており、以降の一連のシーンは赤坂見附及び国会議事堂周辺で撮影されています。
ハイウェイを駆け巡るダイナミックな疾走シーンが印象的ですが、ひとつひとつを検証していくと(疾走シーンにはよくあることですが)実際はごく限られた範囲で行ったり来たりしていることがわかります。

45年前と殆ど変わらないその光景は、当時の都市計画がいかに完成されていたかを物語っています。

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赤坂見附歩道橋より撮影。
他の特撮や刑事ドラマでも使用されるポピュラーなアングルである。

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豊川稲荷前歩道橋より撮影。
昭和特撮的には『ロボット刑事』のオープニングが有名。

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国会議事堂をまじまじと眺めるのは初めてだったりする。

(撮影日:2016年3月20日・3月27日・4月2日)

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練馬総合運動場付近 練馬区練馬

『特別機動捜査隊』第455話「金髪と口紅」より

ラストシーンです。

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心成しか樹々の幹が太くなっている気がします。

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カーブの具合に全く変化はありません。
当時の姿を重ねることも容易です。

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豪快に育った緑が視野を遮っています。
こちらの橋は昭和61年に架け替えられたようです。

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やや上向きの道路勾配が一致しているのがわかります。

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劇中映像では高鉄棒のようなものが確認できます。
出入口の場所は変わりないようです。

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どこまでも続く銀杏並木の光景は、45年を経ても変わりありません。


ここは、西武池袋線練馬駅から北へ約1kmに位置する練馬総合運動場付近です。

現在は練馬区が管理していますが、劇中当時は中央大学のグラウンドであったようです。
隣接する石神井川沿いには約300mにも及ぶ銀杏並木が続いています。

当エピソードのロケ地は、それまでは妙正寺川が使用されておりましたが、このラストシーンのみ石神井川が使用されるという興味深い構成となっております。
妙正寺川も石神井川もよく似た景観のためなぜわざわざロケ地を変える必要があったのでしょうか?

これは私の勝手な推測ですが、パトカーに乗せられ遥か彼方へ去っていく実の母親との別れ、そして育ての母親との繋がりを叙情的に演出するために300mの銀杏並木が必要だったのではないでしょうか。
妙正寺川では距離も道幅もそして叙情も足りなかったのかもしれません。

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(左)石神井川に架かる橋、「東中央橋」。
(右)東側出入口。誰でも無料で利用できる。

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紅葉の時期にもう一度訪れてみたい。

(撮影日:2015年5月10日)

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妙正寺川沿い 新宿区西落合および中野区上高田

『特別機動捜査隊』第455話「金髪と口紅」より

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まさにこの場所!!
45年の時を経ようとも、この場所以外のなにものでもありません。

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剥き出しだった崖にはモダンな住宅が建ち並びます。

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大規模なリフォームが施されていますが、一目で同一の場所ということがわかります。

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北原橋より下流を望む。
彼方に見えるビル群は新宿です。

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当時は柵の内側(!)に立ち入ることができたようです。

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極めて印象的な大階段。
中央の柵は後から取り付けられたことがわかります。

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階段の経年劣化が全く無いことから推測するに、建設中もしくは完成直後のものと思われます。

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階段と川と橋、この三者の位置関係に変化はありません。


ここは、先日ご紹介いたしました江古田公園から妙正寺川沿いに下ること約700m、中野区と新宿区の区境に位置する西落合公園周辺です。

護岸は整備され、周辺環境はモダナイズされていますが、妙正寺川を中心に形成されたその街並みには劇中当時の光景を重ねることができます。
新旧が見事に融合されている好例といえましょう。

その存在感ゆえに強く印象に残る「大階段」は、現在でもドラマや映画など多くの作品で使用されています。

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(左)大階段全景。上から眺めると迫力に乏しい・・・
(右)完全に芸術の域に達しているアパート。「空間」に強いアートを感じる。

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妙正寺川沿いに散歩を楽しむことができる。
(左)新宿区側「水とみどりの散歩道」
(右)中野区側「歴史と文化の散歩道」

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ごく平凡な光景だが、件のアパートが良いアクセントとなっている。

(撮影日:2015年5月10日)

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北野神社 中野区松が丘

『特別機動捜査隊』第455話「金髪と口紅」より

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流石は神社と申せましょうか。
45年前と全く変わりがありません。

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地面に若干の変化が感じられますが、鳥居も拝殿もそのままです。

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神社前の坂道も殆ど変わりがありません。
特徴的な階段状の塀が現存しているのがわかります。


ここは、前回ご紹介致しました江古田公園の東南端に隣接する北野神社です。

菅原道真公を祀った北野神社は全国各地に存在しており、東映東京撮影所のお膝元、大泉学園にもあります。
大泉学園の北野神社も、劇中と同様に鳥居を正面にして左に向かって伸びていく道があるため、当初はここが当該ロケ地だと思っておりました。
しかしながら現地で何度撮影してもアングルが合わず雰囲気も異なるため再度調べなおしたところ、灯台下暗し、「事件現場」である江古田公園のすぐそばだということがわかりました。
随分と限られた範囲でロケが行われているようです。

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緑に囲まれひっそりと佇む。

(撮影日:2015年5月10日)

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