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-東映大泉作品ロケ地検証紹介サイト-

細山某所 神奈川県川崎市麻生区細山

イナズマン第3話「黒い死を呼ぶファントム地獄!」より

藤波ルミの自宅です。

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右側に立ち並ぶ電柱、画面左上から右下に向かう丘陵斜面、そして勾配率の変化する坂。
以上の条件からこの場所に間違いないと思います。

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藤波邸自体は跡形もありませんが、こちらも道路の勾配、そして擁壁の一部が一致しています。


ここは、小田急線読売ランド前駅から西北西へ約1km、または同線百合ヶ丘駅から北へ約1kmの場所に位置しています。

この細山をはじめ周囲の高石や多摩美などは町全体が多摩丘陵の一部であるため、非常に起伏に富んだ地形となっています。
前述した「丘陵斜面」は多摩美であり、そこを越えたところにかつて生田スタジオがありました。
「どっこい大作」等の生田スタジオ製作の作品にはこの細山はしばしば登場いたします。


劇中、藤波ルミは父の危機に坂を駆け上って自宅に駆けつけます。

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この旧藤波邸の横にはまさに駆け上ってくるにふさわしい坂があり、最初はこここそが冒頭のロケ地かと思いました。
ところが、劇中よりも勾配は緩く、右側に電柱は無く、左側は擁壁、丘陵斜面は右上から左下へと向かっているため条件を満たしておりません。

父の危機に駆けつける切迫したルミの心情を表現するためには、もっと長く、もっと勾配のある坂が必要であると判断したのでしょう。
そのため細山最頂部である上記の場所をロケ地として選択したものと思われます。

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劇中、上記の一連のシークエンスの間に一瞬上のシーンが挿入されるのですが、この場所がわかりません。
ベランダの雰囲気が大変よく似た御邸を発見いたしましたが、門構えが異なるうえ、40年以上も前ですので当然建て替えられているものと思われます。

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余談ではありますが、上記最頂部より坂をどんどん下っていきますと・・・

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(左)透明ドリちゃん第1話「パパ!私を叱って」より

「青山動物病院」に到達します。
あっ、偶然にもネコが・・・

(撮影日:2015年1月1日)

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「龍の船(仮称)」跡 よみうりランド内

イナズマン第6話「怪奇ユキバンバラ! 新人類手術!!」より

女占い師・氷山雪絵の予言館です。

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劇中画面右上に周回モノレールの鉄橋が確認できます。
現在は撤去されています。

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若干アングルが異なりますが、遊園地方面を臨んでいます。

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イナズマンの後方には階段があり、内部に入ることができたようです。


ここは、かつてよみうりランド内にあった施設の跡地です。
「龍の船」や「鳥船」と呼ばれていたようですが、なにぶん資料が殆どないため正式名称はわかりません。

東映作品では何度か登場する大変印象的な船です。
しかし今回の写真から考えますと、船の形をした基礎があることから、「池に浮いた船」ではなく「池の中に建っている船の形をした建造物」であったようです。
どういった施設だったのか、いつまで在って、いつから無くなったのかも不明です。

現地周囲の状況からみて、この「跡」は明らかに最近出土(?)しています。
ここから先は客観的裏付けの取れていない、全くの筆者の推測(妄想?)でありますが、

①当時その役割を終えた龍の船は解体され、池も埋め建てられた。
②その後時を経てジェットコースターが建設された。
 (ジェットコースターの柱の基部が、船の基礎よりも高い位置に存在している)
③最近になって新たな再開発のため地盤の再整備したところ出土した。

といったところでしょうか。
そのように考えると、まるで遺跡のようでなんともロマンティックではありませんか。

もはや殆ど情報が無いため不明な点が多いこの「龍の船」。
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたらご教示頂けませんでしょうか。

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完全に原型を留めている出土状況。
地上絵のようですらある。

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まさに遺跡としかいいようのない光景。

(撮影日:2013年5月3日)

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